★12月3日と7日の発言を受けて、さまざまな波紋を読んでいます。
●12月8日 都議会で福士敬子議員が質問
東京都議会にて福士敬子都議が都知事の発言について追求。知事は登壇せず、青少年・治安対策本部長が答えになっていない答えを答弁した。
福士敬子都議会議員
「それから、青少年条例は、知事答弁を避けられました。都小P協の要請時、知事が、テレビに同性愛者が平気で出ると発言されたとの報道がありました。条例案を勘違いされていませんか、伺います。発言の趣旨はどんな思いでおっしゃったのか、お答えをいただきたいというふうに思います。以上です。」
青少年・治安対策本部長
「本条例案の性交等につきまして、同性か異性であるかということについて何ら変わりはございません。 」
→平成二十二年東京都議会会議録第十七号〔速報版〕
●12月8日 パフスペースでの緊急集会が告知される
ブログ『ろんちゃんのテキトー日記』の管理人(Ron)とブログ『フツーに生きてるGAYの日常』の管理人(akaboshi)がイベント開催告知。『石原都知事の発言を受けて「何かしたい人」で集まりませんか?」と呼びかける。
→石原発言に対して何かしたいと思っている人、集まりましょう(ろんちゃんのテキトー日記)
→「石原都知事の発言を受けて「なにか出来ないか」と思う人で集まりませんか?」(フツーに生きてるGAYの日常)
●12月8日 「ラズベリー賞」贈呈される
レズビアン&ゲイ・カルチャー、LGBTコミュニティの発展に貢献した個人・団体の活動を讃えて表彰するTokyo SuperStar Awardsが、急遽ラズベリー賞を都知事に贈呈した。
→TSSA2010 ラズベリー賞の発表!!(2010年12月8日:TSSA公式)
●12月13日 都青少年健全育成条例・総務委員会通過
●12月13日 マツコ・デラックスさんテレビで批判
タレントのマツコ・デラックスさんが東京都の出資する東京MXテレビの「5時に夢中」にて石原発言を批判した。
「これ、だから、もちろんさ、当事者の方はさ、こうやって、こういう抗議の仕方をするのは分かるんだけど、これアニメ、漫画だけで規制するのは本当に意味がないというか、青少年に対して、あたしがそう思ってるわけじゃなくて、その、PTAなりなんなりが世間一般的に有害とされるものって、漫画とアニメだけではないじゃない?だからなんで漫画とアニメにわざわざ限定して、でなってくるとその、6月に通らなかった法案を通りやすいように変えて、たまたまその矛先が漫画とアニメっていうのに焦点が当たっているだけな気がするのよね。
これをさ、規制するのってのは、ホントにこれを規制しなきゃいけないというね、PTAの人たちのさ、訴えは分かるよ。でもそうじゃない、なんか要因が働いている気がしてならないのよ。その本当に青少年を守ろうとする気持ちを持った人、じゃないところが載っかっちゃってるからこういう動きになってる気がするのね。
でもそうなってくると、いやもう。これあたしね、同じ土俵に立ちたくないんで言うつもりはなかったんですけども、石原さんがこないだ、まぁ、オカマっていうかゲイに言ったのかな、その、遺伝子の異常だと。で、足りない気がすると。一週間くらい前にそういう発言をしたのよ。で、そんなくらいのさ、まぁこれ、言ってみりゃちょっともう狂ってるよ、この発言は。
だからその、テレビに出過ぎてるとかね、あたしも含めてさ、それは、そういう意見はあってしかるべきだとあたしは思ってるの。うん、その、みんながみんなゲイやオカマや女装って言われる人たちを見て、好意的に思う人だけでないのは、そんなのはもう最初から分かっているから、それについて石原さんが言ったことに関しては、あたしは別になんら問題はないと思うのね、それはあくまでも個人の感想であるから。
ただ、個人の感想ではあるけれども、これだけの公人でさらにあの発言、をする人が今まで散々このアニメの問題も風俗の問題もいろいろさ、この人、がちゃがちゃがちゃがちゃ言ってきたけどさ、もうすべて信憑性なくなるよね。あんな、あれはもうね、狂ってますよ、あの発言は、もう。」
→石原都知事に「あの発言は狂ってる!」 マツコ・デラックス、青少年条例で激怒(2010年12月14日:J-CASTニュース)
●12月13日 パフスペースに「なにか出来ないか」と思う人が43人集結
東京・早稲田パフスペースにて『石原都知事の発言を受けて「なにか出来ないか」と思う人で集まりませんか?開催。
→「石原都知事の同性愛者差別発言を受けて」(フツーに生きてるGAYの日常)
→YouTube「石原都知事の同性愛者差別発言を受けて」PLAYLIST
●12月15日 星ひろこ都議、都議会で発言
星ひろこ都議が都本会議にて「セクシャルマイノリティを否定するような態度をとる政治家~社会の在り方そのものが問題」と痛烈に批判した。
「さまざまなツールを駆使する情報社会において、いかがわしいもの、悪しきものから完全に子供を遠ざけることは不可能であり、今、子供たちに真に必要なことは、悪質で俗悪な映像や出版物などを遠ざけ、隠すのではなく、目にしてもきちんと批判できるように、保護者、地域、学校が力を合わせ、性教育に取り組み、子供の成長を後押しすることです。
更に言えば、女性を蔑視する発言を繰り返したり、セクシャルマイノリティを否定するような態度を取る政治家や、社会的地位のある男性、それを大目に見ている大人たちが作り上げている社会のあり方そのものが問題です。」
→改めて規制強化では解決しない子どもへの性暴力(2010年12月15日:星ひろこ都議)
●12月15日 都青少年健全育成条例・都議会本会議で可決
→性描写漫画の規制条例が成立=付帯決議で「慎重な運用を」-都議会(12月15日:共同通信)
●12月15日 福島みずほさん、記者会見で都知事発言を批判
社民党・党首福島みずほ氏が定例会見にて石原発言を批判した。
→社民党・福島みずほ党首が石原発言に反論(12月15日:ゲイジャパンニュース)
●12月15日 オーストラリアの大手新聞、発言を報じる
豪大手新聞 The Sydney Morning Herald が青少年健全育成条例の記事の中で、石原東京都知事の「同性愛蔑視発言」を掲載した(AFP通信)。
→Comic fans protest 'extreme sex' manga bans(2010年12月15日:The Sydney Morning Herald、AFP通信)
●12月16日 VOICE!が海外市長に発言を報告
行政や企業にセクシャルマイノリティの声を届ける新サイト「VOICE!」が、東京都の姉妹都市ニューヨーク、パリ、ベルリン三市(当事者が首長等として活躍)にそれぞれ現地語で都知事の発言を送付した。
→VOICE!公式サイト
●12月17日 LGBTの家族と友人をつなぐ会が抗議文送付
NPO法人「LGBTの家族と友人をつなぐ会」が「都民の声総合窓口」「東京都人権部」「東京都人権プラザ」「東京都男女平等参画課」「都庁記者クラブ」それぞれに石原都知事宛の抗議文を送付した。
→石原東京都知事に抗議文を送りました!(2010年12月17日:LGBTの家族と友人をつなぐ会ブログ)
●12月17日 都知事、ふたたび「DNA」発言
石原都知事が定例会見で、改正青少年健全育成条例で規制の対象となる漫画に関連して
「世の中に変態ってやっぱりいるからね、気の毒な人でDNAが狂ってて。」と発言した。
→都青少年条例:自著で過激本も容認?指摘され石原知事反省(2010年12月17日:毎日新聞)
●12月20日「石原都知事の同性愛者差別発言に抗議する有志の会」発足
Ronとakaboshiの個人ブログからの呼びかけでパフスペースに集まった人たちと、その後インターネットで呼びかけ続けて集まった人たちで、なかのZEROで会合。「石原都知事の同性愛者差別発言に抗議する有志の会」が短期的なプロジェクトとして発足。「東京都議会ロビイング」「請願・陳情」「集会・シンポジウム」「デモの可能性を探る」「外圧」「メディア投書」「ブログ管理」「メール担当」「翻訳」「twitter」それぞれのチームに分かれて具体的な活動を、模索しながら始めています。
★そもそもの石原都知事の発言の経緯については、こちらを御覧ください。
→石原都知事の「同性愛者蔑視発言」について

■3月12日(土)にデモ『差別発言に「NO」と言える日本を! ~石原都知事の同性愛者差別発言に抗議する』を行います。→日本語版インフォメーションサイト
→英語版インフォメーションサイト(ENGLISH PAGE FOR THIS PROBLEM)
→当ブログ内・デモ関連の最新情報はこちらから。
■2/27(日)開催トーク『語れなかったあの頃と、語りきれないこれからへ』映像公開中
■3/5(土)開催トーク『石原発言とメディア~日本のマスメディアはなぜ、あの発言を許すのか?』映像公開中
■357人が参加!「石原都知事の同性愛者差別発言、なにが問題か?」(1/14開催)
★YouTubeで映像公開中→こちらのカテゴリーをご覧ください。
★アンケート結果公開中→①発言の問題性について ②対抗アクションについて③第一部の感想 ④デモについて
■カンパ受付中です。→ご支援よろしくおねがいいたします。
●12月8日 都議会で福士敬子議員が質問
東京都議会にて福士敬子都議が都知事の発言について追求。知事は登壇せず、青少年・治安対策本部長が答えになっていない答えを答弁した。
福士敬子都議会議員
「それから、青少年条例は、知事答弁を避けられました。都小P協の要請時、知事が、テレビに同性愛者が平気で出ると発言されたとの報道がありました。条例案を勘違いされていませんか、伺います。発言の趣旨はどんな思いでおっしゃったのか、お答えをいただきたいというふうに思います。以上です。」
青少年・治安対策本部長
「本条例案の性交等につきまして、同性か異性であるかということについて何ら変わりはございません。 」
→平成二十二年東京都議会会議録第十七号〔速報版〕
●12月8日 パフスペースでの緊急集会が告知される
ブログ『ろんちゃんのテキトー日記』の管理人(Ron)とブログ『フツーに生きてるGAYの日常』の管理人(akaboshi)がイベント開催告知。『石原都知事の発言を受けて「何かしたい人」で集まりませんか?」と呼びかける。
→石原発言に対して何かしたいと思っている人、集まりましょう(ろんちゃんのテキトー日記)
→「石原都知事の発言を受けて「なにか出来ないか」と思う人で集まりませんか?」(フツーに生きてるGAYの日常)
●12月8日 「ラズベリー賞」贈呈される
レズビアン&ゲイ・カルチャー、LGBTコミュニティの発展に貢献した個人・団体の活動を讃えて表彰するTokyo SuperStar Awardsが、急遽ラズベリー賞を都知事に贈呈した。
→TSSA2010 ラズベリー賞の発表!!(2010年12月8日:TSSA公式)
●12月13日 都青少年健全育成条例・総務委員会通過
●12月13日 マツコ・デラックスさんテレビで批判
タレントのマツコ・デラックスさんが東京都の出資する東京MXテレビの「5時に夢中」にて石原発言を批判した。
「これ、だから、もちろんさ、当事者の方はさ、こうやって、こういう抗議の仕方をするのは分かるんだけど、これアニメ、漫画だけで規制するのは本当に意味がないというか、青少年に対して、あたしがそう思ってるわけじゃなくて、その、PTAなりなんなりが世間一般的に有害とされるものって、漫画とアニメだけではないじゃない?だからなんで漫画とアニメにわざわざ限定して、でなってくるとその、6月に通らなかった法案を通りやすいように変えて、たまたまその矛先が漫画とアニメっていうのに焦点が当たっているだけな気がするのよね。
これをさ、規制するのってのは、ホントにこれを規制しなきゃいけないというね、PTAの人たちのさ、訴えは分かるよ。でもそうじゃない、なんか要因が働いている気がしてならないのよ。その本当に青少年を守ろうとする気持ちを持った人、じゃないところが載っかっちゃってるからこういう動きになってる気がするのね。
でもそうなってくると、いやもう。これあたしね、同じ土俵に立ちたくないんで言うつもりはなかったんですけども、石原さんがこないだ、まぁ、オカマっていうかゲイに言ったのかな、その、遺伝子の異常だと。で、足りない気がすると。一週間くらい前にそういう発言をしたのよ。で、そんなくらいのさ、まぁこれ、言ってみりゃちょっともう狂ってるよ、この発言は。
だからその、テレビに出過ぎてるとかね、あたしも含めてさ、それは、そういう意見はあってしかるべきだとあたしは思ってるの。うん、その、みんながみんなゲイやオカマや女装って言われる人たちを見て、好意的に思う人だけでないのは、そんなのはもう最初から分かっているから、それについて石原さんが言ったことに関しては、あたしは別になんら問題はないと思うのね、それはあくまでも個人の感想であるから。
ただ、個人の感想ではあるけれども、これだけの公人でさらにあの発言、をする人が今まで散々このアニメの問題も風俗の問題もいろいろさ、この人、がちゃがちゃがちゃがちゃ言ってきたけどさ、もうすべて信憑性なくなるよね。あんな、あれはもうね、狂ってますよ、あの発言は、もう。」
→石原都知事に「あの発言は狂ってる!」 マツコ・デラックス、青少年条例で激怒(2010年12月14日:J-CASTニュース)
●12月13日 パフスペースに「なにか出来ないか」と思う人が43人集結
東京・早稲田パフスペースにて『石原都知事の発言を受けて「なにか出来ないか」と思う人で集まりませんか?開催。
→「石原都知事の同性愛者差別発言を受けて」(フツーに生きてるGAYの日常)
→YouTube「石原都知事の同性愛者差別発言を受けて」PLAYLIST
●12月15日 星ひろこ都議、都議会で発言
星ひろこ都議が都本会議にて「セクシャルマイノリティを否定するような態度をとる政治家~社会の在り方そのものが問題」と痛烈に批判した。
「さまざまなツールを駆使する情報社会において、いかがわしいもの、悪しきものから完全に子供を遠ざけることは不可能であり、今、子供たちに真に必要なことは、悪質で俗悪な映像や出版物などを遠ざけ、隠すのではなく、目にしてもきちんと批判できるように、保護者、地域、学校が力を合わせ、性教育に取り組み、子供の成長を後押しすることです。
更に言えば、女性を蔑視する発言を繰り返したり、セクシャルマイノリティを否定するような態度を取る政治家や、社会的地位のある男性、それを大目に見ている大人たちが作り上げている社会のあり方そのものが問題です。」
→改めて規制強化では解決しない子どもへの性暴力(2010年12月15日:星ひろこ都議)
●12月15日 都青少年健全育成条例・都議会本会議で可決
→性描写漫画の規制条例が成立=付帯決議で「慎重な運用を」-都議会(12月15日:共同通信)
●12月15日 福島みずほさん、記者会見で都知事発言を批判
社民党・党首福島みずほ氏が定例会見にて石原発言を批判した。
→社民党・福島みずほ党首が石原発言に反論(12月15日:ゲイジャパンニュース)
●12月15日 オーストラリアの大手新聞、発言を報じる
豪大手新聞 The Sydney Morning Herald が青少年健全育成条例の記事の中で、石原東京都知事の「同性愛蔑視発言」を掲載した(AFP通信)。
→Comic fans protest 'extreme sex' manga bans(2010年12月15日:The Sydney Morning Herald、AFP通信)
●12月16日 VOICE!が海外市長に発言を報告
行政や企業にセクシャルマイノリティの声を届ける新サイト「VOICE!」が、東京都の姉妹都市ニューヨーク、パリ、ベルリン三市(当事者が首長等として活躍)にそれぞれ現地語で都知事の発言を送付した。
→VOICE!公式サイト
●12月17日 LGBTの家族と友人をつなぐ会が抗議文送付
NPO法人「LGBTの家族と友人をつなぐ会」が「都民の声総合窓口」「東京都人権部」「東京都人権プラザ」「東京都男女平等参画課」「都庁記者クラブ」それぞれに石原都知事宛の抗議文を送付した。
→石原東京都知事に抗議文を送りました!(2010年12月17日:LGBTの家族と友人をつなぐ会ブログ)
●12月17日 都知事、ふたたび「DNA」発言
石原都知事が定例会見で、改正青少年健全育成条例で規制の対象となる漫画に関連して
「世の中に変態ってやっぱりいるからね、気の毒な人でDNAが狂ってて。」と発言した。
→都青少年条例:自著で過激本も容認?指摘され石原知事反省(2010年12月17日:毎日新聞)
●12月20日「石原都知事の同性愛者差別発言に抗議する有志の会」発足
Ronとakaboshiの個人ブログからの呼びかけでパフスペースに集まった人たちと、その後インターネットで呼びかけ続けて集まった人たちで、なかのZEROで会合。「石原都知事の同性愛者差別発言に抗議する有志の会」が短期的なプロジェクトとして発足。「東京都議会ロビイング」「請願・陳情」「集会・シンポジウム」「デモの可能性を探る」「外圧」「メディア投書」「ブログ管理」「メール担当」「翻訳」「twitter」それぞれのチームに分かれて具体的な活動を、模索しながら始めています。
★そもそもの石原都知事の発言の経緯については、こちらを御覧ください。
→石原都知事の「同性愛者蔑視発言」について

■3月12日(土)にデモ『差別発言に「NO」と言える日本を! ~石原都知事の同性愛者差別発言に抗議する』を行います。→日本語版インフォメーションサイト
→英語版インフォメーションサイト(ENGLISH PAGE FOR THIS PROBLEM)
→当ブログ内・デモ関連の最新情報はこちらから。
■2/27(日)開催トーク『語れなかったあの頃と、語りきれないこれからへ』映像公開中
■3/5(土)開催トーク『石原発言とメディア~日本のマスメディアはなぜ、あの発言を許すのか?』映像公開中
■357人が参加!「石原都知事の同性愛者差別発言、なにが問題か?」(1/14開催)
★YouTubeで映像公開中→こちらのカテゴリーをご覧ください。
★アンケート結果公開中→①発言の問題性について ②対抗アクションについて③第一部の感想 ④デモについて
■カンパ受付中です。→ご支援よろしくおねがいいたします。